北海道におすすめの外壁塗装の種類とは?|北海道の外壁リフォームなら【中川ホームサービス】深川・滝川・旭川

外壁の塗装リフォームをする場合、どんな塗料がいいのでしょうか?
塗料の種類は様々で、値段もかなり変わるため、迷ってしまうかもしれません。
このコラムでは基本的な塗料の種類や特徴をご紹介します。リフォームの参考になさってください。

外壁の塗料は耐用年数が重要

外壁リフォームで使う塗料は、値段だけでなく耐用年数を考慮して選ぶ必要があります。
「耐用年数」とは簡単に言えば「何年持つか」ということです。塗料によって耐用年数の目安が決められています。
もちろん上手にお手入れをすることによってその目安以上に持たせることもできます。ただし気候条件によっても変わってきますから、最初に適したものを選ぶことがポイントになります。

外壁塗装用の塗料には大きく分けて以下の4つがあります。

  • アクリル塗料、ウレタン塗料・・・最も安価ですが耐久性が弱いです
  • シリコン塗料・・・最も一般的な外壁塗料です
  • フッ素系塗料・・・耐久性が高いです
  • ラジカル塗料・・・価格が控えめで耐久性の高い新素材です
  • 無機塗料・・・高額ですが劣化しにくい高級塗料です

詳しく見ていきましょう。

アクリル塗料・ウレタン塗料の屋外耐用年数は10年以下

ホームセンターでも気軽に購入できるのがアクリル塗料とウレタン塗料です。密着性が高くて刷毛でもローラーでも塗りやすいので、DIYでは便利なペンキ。ただし耐候性があまりなく、屋外で使用すると劣化が激しいため頻繁に塗り直さなくてはなりません。外壁塗装のための塗料としては向いていません。

シリコン塗料はバリエーション豊富|10年に一度塗り直すサイクルで

シリコン塗料はこれまで最も一般的に使われてきた外壁塗装向き塗料です。各メーカーで発売している商品のラインナップも豊富で、様々な色やタイプから選べます。
耐用年数も平均して10年以上に設定されており、耐用年数が長いものを選べばコスパは良いと言えるでしょう。北海道でもほとんどの家で使用されています
ただし、シリコン塗料は劣化してくるとひび割れしやすいという特徴があります。ですから10年に一度のサイクルで塗り直すことを続ける必要があります。
これはデメリットではありますが、10年ごとに外壁のイメージチェンジをする機会が訪れると考えればメリットととらえることもできますよ。

フッ素系塗料は耐久性が高く20年持つことも

フッ素系塗料は紫外線や化学物質に反応しにくいので、屋外の塗料として耐久性に優れています。耐用年数は20年前後と優秀です。ただし、シリコン塗料より高価ですし、再塗装をする際には特殊な下地材が必要なため予算が膨らんでしまいます。
家全体ではなく西側など日当たりが強い面にのみフッ素系塗料を使用し、他の面は手頃なシリコン塗料で対応するといった使い分けをして、予算内におさめる方法もありますね。沿岸部や日差しが強い地域で外壁塗装を長持ちさせるのにおすすめです。
とはいえ柔軟性が低いので地震などの揺れによりひび割れしやすいという欠点も考慮してください。地震の多い地域には向いていないでしょう。

ラジカル塗料は進化した新塗料|安価&高耐候性なのですが

ラジカル塗料というのは近年開発された新しいジャンルの塗料です。塗料が劣化する原因は塗料の中の顔料が紫外線や熱により劣化するためなのですが、その劣化の原因「ラジカル」を抑制する成分を加えた製品です。正式には「ラジカル制御型塗料」と言います。
アクリル樹脂をベースにしたものと、シリコン樹脂をベースにしたものがあり、それぞれ元の塗料より劣化を遅らせることができます。耐用年数は15年程度に設定されています。光沢があり、ひび割れしにくく、劣化のサインであるチョーキング現象が発生しにくいのがメリット。価格も通常のシリコン塗料よりやや高い程度でコスパがとても良いです。
ただし新しい塗料であるため、商品の種類がまだ少なく選べる色は限られている点がデメリットです。そして職人さんは使い慣れたお気に入りの塗料があるもの。この新しい塗料を使いたい場合には施工業者と要相談という現状があります。

無機塗料は劣化しにくいが一般的ではない

無機塗料というのはセラミックやガラスなど無機質を配合した塗料です。紫外線や雨に含まれる化学物質などに強く15年から20年は劣化しないと言われています。ただしかなり高額であることと、衝撃に弱く割れやすいというデメリットがあります。
とはいえ無機塗料は汚れが落ちやすく耐火性が強いので、建物の用途によっては無機塗料が向いている場合もあるでしょう。

外壁用塗料のまとめ

外壁用の塗料はシリコン塗料が一般的です。多くの商品から選べるため、リフォーム予算にも合わせやすいでしょう。予算内で選べる商品の中からできるだけ耐用年数の長いものをセレクトすることをおすすめします。

その他の塗料に興味がある場合は、施工業者に積極的に問い合わせてみてください。施工事例があれば体感したメリット・デメリットを教えてくれたり、新しい塗料を取り入れてくれたりするかもしれません。
当社でもお客様の予算とご要望に合わせて理想に近づけるようご相談をお受けしています。お気軽にお伝え下さいね。

ご依頼・ご相談はこちら

お気軽にご連絡ください。

お家のリフォームのことなら「まもさん」こと中川社長がご相談に乗ります。もちろん、ご相談、お見積は無料です。